テスト : 防水工事完了後に雨漏りが再発したため、損害賠償請求を行なった事件
- CASE1242
- 2025年06月22日更新

- 個人
- #損害賠償請求
- #契約不適合
- #個人施主
- 10代
- 男性
- 職業1
ご相談に至った経緯
建築紛争とは、建物の建築に関する紛争のことです。
建築した建物に不具合である瑕疵(かし)が生じた、勝手に追加変更工事が行われてしまった、請負代金が支払われない、工事を完成させずに施工業者(請負人)が現場放棄をしてしまったなど、さまざまなトラブルがあります。
こうしたトラブルは、建築工事という、専門性が高く技術的なことに関するものなので、トラブルを解決するためには、専門的な知識が必要となります。また、工事の規模によっては、請負代金も損害賠償金も高額化するので、紛争も長期化しやすくなります。
ご相談内容
まず、設計事務所の設計行為に瑕疵があり水漏れ発生の原因となったのかどうかが一つ目の争点となります。
次に、設計事務所の瑕疵が、数ヶ月分のテナント募集の遅延と損害賠償請求の根拠となるのかどうか、という点になります。
ベリーベストの対応とその結果
設計事務所は、施工会社と合意した瑕疵修繕費用に加え、テナント募集遅延による損失額を認め、請求額を支払うことで合意に至りました。
1. 建築訴訟とは
弁護士は、相談者と設計事務所との契約内容、相談者と施工会社の契約内容、工事経過、水漏れ発生状況、テナント募集状況など詳細に確認いたしました。
2. 弁護士は、 設計事務所に対し、損害賠償請求書を提出
設計事務所は当初、請求内容を認めなかったため、 弁護士は証拠を提示し、法的責任を明確化いたしました。
3. 弁護士が設計事務所との交渉を継続
弁護士の積極的な交渉により、設計事務所は施工会社と連帯して瑕疵修繕費 用に加え、テナント募集遅延による損失額を支払うことに合意いたしました。
4. 事件の解決
三者間の合意内容を明確にするため、合意書を作成し、 締結をいたしました。これをもちまして、 本事件は無事に解決となりました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)